今日から2月!冬本番ですね。
今年もお鍋やお魚がおいしい季節がやってきました!
さて、冬の住まいの悩みとして多く聞かれるのが結露ですね。
朝起きた時や寒い日に、窓やサッシがじとじと濡れるアレです。
今回はそんな、冬の結露対策のための知恵をご紹介します!
結露はどうして起こる?
結露というのは、皆様ご存じの、夏場に氷水が入ったコップに水が付く現象ですよね。
メガネの方にとってはこの時期、雨の日に暖かい電車に乗った時や、ラーメンをふーふーした時などにメガネが曇り、何かと恥ずかしいアレ(笑)
要は冬場、暖かい室内の空気中の水分が、冷えた窓ガラスや壁などに冷やされて、液体に変わって付着するわけですね。
結露って何が良くないの?
では、その結露を放っておくとどうなるのでしょうか?
①カビやダニが繁殖する
結露した水分がある暖かい室内の窓や壁は、カビやダニにとって格好の繁殖条件だと言われます。
カビやダニは、ぜんそくやアトピーなど、健康を害する原因になりかねません。
防げるなら防ぎたいですよね。
②壁や床のシミ・腐食
結露した水分が壁紙に染み込むと、壁紙がはがれたり、シミが出来たりしてしまう場合があります。
さらに進むと、壁や床の木材まで水分を吸い込み、腐らせてしまう事にもなりかねません。
結露対策はどうしたらいいの?
結露に最も効果的なのは「換気」です。
こまめに換気をして、室内の湿気を外に逃がす事で、結露は大きく軽減出来ます。
特に大切なポイントを見ていきましょう。

①料理をする時
お料理をする時は、湯気がたくさん出ますよね。
料理をする時はしっかりと換気扇を回し、出来ればキッチンの窓や、隣の部屋の窓を少し開けて、湯気を逃がす空気の流れを作りましょう。
鍋やおでんを楽しむ時も気を付けたいですね。
②お風呂に入った後
お風呂も湯気がいっぱいですよね。
お風呂に入った後は必ず換気扇を回し、湯船の蓋、浴室のドアをしっかり閉めて、窓がある場合は少し開けて換気しましょう。
③寝る前
寝る前に5分だけでも窓を開けて、室内の湿気を外に逃がしておくと、深夜や朝方の冷え込みによる結露を軽減出来ます。
④室内干しを避ける
洗濯物を室内干しすると、お部屋の湿度が上がります。
なるべく外で干すか、浴室で干して換気扇を回しましょう。
⑤観葉植物がある部屋
観葉植物も水蒸気を出します。
草木のある部屋はこまめな換気を意識すると良いでしょう。
⑥加湿器を使い過ぎない
冬場は風邪の予防に加湿器を利用する方も多いと思いますが、使い過ぎには注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
このように、結露対策のキーワードは「湿気」と「換気」です。
何もお部屋の窓を全開にしてブルブル震えなくても、トイレやお風呂の換気扇を回しておいたり、外出中に換気扇を回しておくだけでも結露の防止には効果的です。
湿気の出どころと、換気のタイミングを少し気にするだけで、結露は改善出来るので、お悩みの方はぜひ取り組んでみてください!
以上、今回は冬の結露対策についてご紹介しました。
人気の記事
